其の四拾壱「宮城野」
- 公演終了:
- 2022/02/03 - 2022/02/13
劇団あおきりみかん其の四拾壱
「宮城野」
作 矢代静一
演出 鐘下辰男(THE・ガジラ)
【あらすじ】
19世紀前半、「天保の大飢饉」と、それに端を発した「大塩平八郎の乱」などにより、
「日本」社会は混迷を極めていた。
そんな最中の1837年(天保8年)、江戸麻布の岡場所の娼婦「宮城野」の元に一人の男が訪ねて来る。
男の名は「矢太郎」。彼は「高名な絵師」「東州斎写楽」の弟子であった。
二人はあるキッカケから懇意な関係となった男女であったが、なぜか今日は矢太郎の様子がいつもと違う……。
「明治維新」を約30年後にひかえた幕末動乱の入口ともいえる歴史の転換点。
そこで起きた二人の男女の「小さな物語」が、「現代」を投射する。
【出演】
A:川本麻里那×松井真人
B:平林ももこ×篠原タイヨヲ
C:山口眞梨×近藤彰吾
※トリプルキャスト
【名古屋公演】
2022年2月3日(木)-6日(日)
2月
3日(木)19:30-B
4日(金)19:30-A
5日(土)11:00-C
5日(土)15:00-A
5日(土)19:00-B
6日(日)11:00-A
6日(日)14:00-B
6日(日)17:00-C
【会場】
G/PIT
名古屋市中区栄1-23-30中京ビル1F
【チケット料金】
一般 3,000円
大学以下 1,800円
高校生以下 1,200円
当日500円UP
●東京公演
2022年2月11日(金)-13日(日)
11日(金)19:30-C
12日(土)14:00-B
12日(土)19:00-C
13日(日)13:00-A
【会場】
池袋シアターグリーン BASE THEATER
東京都豊島区南池袋2-20-4
【チケット料金】
一般 3,500円
大学以下 1,800円
高校生以下 1,200円
当日500円UP
【演出家プロフィール】
鐘下辰男(かねした・たつお)
劇作家・演出家。1964年、北海道生まれ。日本劇作家協会代議員。日本演出家協会。演劇企画集団THE・ガジラ主宰。桜美林大学芸術文化学群准教授。1987年に「THE・ガジラ」を創立。92年、「tatsuya―最愛なる者の側へ」で文化庁芸術選奨新人賞受賞。97年、「PW―PRISONER OF WAR」、文学座「寒花」で第32回紀伊國屋演劇賞個人賞受賞、98年に「PW―PRISONER OF WAR」、「温室の前」(岸田國士作)、「仮釈放」(吉村昭作)、「どん底」(松田正隆作)で第5回読売演劇大賞・大賞 最優秀演出家賞受賞。近年の作品に「ドグラ・マグラ」「THE・NUMBER」「胎内」など。