ぽんかん劇場 其の弐 「プラクティス・プラクティス」
- 公演終了:
- 2004/03/11 - 2004/03/14
劇団あおきりみかん ぽんかん劇場 其の弐
「プラクティス・プラクティス」
作・演出 鹿目由紀
【あらすじ】
とあるコミュニティーセンターの一室。
5人の女性が顔をつき合わせて話し合っていた。 翌日行なわれる「あさひさんさんまつり」の出し物大会に出場するためだ。
同時刻、隣室で5人の男性が同じように出し物について話し合い中。
ところが女性チームの菜々子と男性チームの蓮沼は恋人同士で喧嘩の真っ最中。 1ヶ月ろくに口も聞いていない。 そもそもそれぞれのチームが出し物大会に参加を決めたのは彼を、彼女を元気付けるためだったのだ。 お互いの存在に気づいた各チームは、私情も絡み合い、隣だけには負けるものかと練習し始める。 同時に隣の進行状況を探ろうと様々な手段に出始める。
ところが、他の男女にも一筋縄ではいかない『関係』が存在していたのだった。
火花を散らし合いながら、出し物練習の競い合いは次第に白熱する。 各チーム、立派に出し物を練習することができるのか。
菜々子と蓮沼は元にもどれるのか??
【CAST】
蓮沼正太郎:山中崇敬
小山田夏生:松井真人
成瀬修司:青木達郎(フリー)
新妻直哉:ヒート猛(フリー)
柴健次郎:とみィ(いちごメロン)
明石菜々子:林本めぐみ
上杉はるか:成田けい(成田啓子改め)
亀岡桃子:大屋愉快
本庄咲:中元志津
久世朱実:木村仁美(フリー)
【名古屋公演】
2004年
3月11日(木)19:00
3月12日(金)19:00
3月13日(土)14:00/19:00
3月14日(日)13:00/17:00
会場:千種文化小劇場
【STAFF】
作・演出:鹿目由紀
舞台監督:井上知也(鶴舞座) 山中崇敬 青木達郎(フリー)
舞台美術:松井組 とみィ(いちごメロン)
小道具:大屋愉快 林本めぐみ
衣装・メイク:ヒロ 成田けい
音響プラン:結城真奈美 近藤絵理
音響操作:神阪立人(フリー)
照明プラン:吉戸俊祐
照明操作:しゃれこうべ小田(劇団フラッグ)
制作:石丸徹 中元志津 伊藤利佳 水谷悦子 木村仁美(フリー)
宣伝美術:高畑あかり 鹿目由紀 石丸徹
受付:聖澤毅(smart+) 六鹿弓子(smart+) 土田愛子(smart+) 尾関崇之(劇団EARTH) coma(劇団Unbalance Paradise) 大友麻由子(劇団遊色市場) 清水康博(劇団遊色市場) 中島緑(演劇ユニットfool’s garden) 鈴木卍(劇団木彫の熊) 近藤紀子(フリー) 南雲栄作(フリー) 石丸徹 水谷悦子 伊藤利佳 近藤絵理 塚本玲子 手嶋仁美 長谷 丈二
ヘルパー:中村公彦(イリスパンシブルティ) 手嶋 仁美 富玲子(松井組) 長谷丈二 塚本玲子 おぐろまい
【チラシごあいさつ】
男性と女性は、明らかに違う生き物だ。
先日、劇団の集まりで稽古後の輪組(『終わりの会』的なもの)が早くできないのは、 女性の着替えが遅いのが原因の一つだという大告発があった。女性陣(ごく一部)に衝撃が走った。
確かに男性陣は早々に着替えを終了し、 軽く談笑しながら全員が揃うのを待っている。 その様子たるや、外出前、奥さんの身支度をテレビを観ながら (リモコンの電源オフボタンを押すのを待ち構えながら)待つだんなさんの如しだ。
以来、着替えに一番時間がかかっていた某さんは、恐ろしい早さで着替え終わり、 輪組の場に不敵な笑みを浮かべて座っていた。 その様子に男性陣は驚嘆の声をあげたのだった。
男性と女性は、明らかに違う生き物だ。そして、ライバル同士だ。
星飛雄馬と花形満、北島マヤと姫川亜弓、 ヘビとマングース、塩となめくじ(これは違うか)。 世の中に永久不滅のライバルは数あれど、 やはり究極のライバルは、マーン・アーンド・ウーマン(そんな歌があったっけ)。
前回は男芝居でお送りしたぽんかん劇場、今回は変わった趣向を凝らした男と女の火花散る喜劇です。
男女関係でお悩みのあなた、その悩みはちっとも解決できませんが、笑って悩みを忘れてくださいませ。